全日本プロレス7月2日後楽園ホール大会で世界ジュニアヘビー級王者・青柳亮生(23)に挑戦するGLEATのエル・リンダマン(28)が30日、まさかの3冠ヘビー級王座(現王者は永田裕志)挑戦プランを明かした。

 両雄がそろったこの日の会見は、トーク力に長けるリンダマンの〝独壇場〟となった。「GLEATのT―Hawkがチャンピオン・カーニバル(決勝戦)で負けて、3冠戦でも負けて。世界ジュニアをかけた戦いでは、所属ではないけど石田凱士が青柳亮生に負けて、(石田が)7月1日TDCホールを欠場に追い込まれるくらいナメられるみたいだからよ。敵討ちとかはなんも関係ないけど、単純に俺はGLEATが全日本プロレスより下、という事実が受け入れられないんだよな。それだけは許しちゃいけない」と決意表明。

「全日本プロレスにしっかり借りは返させてもらうぞ。ちょっと貸しを作り過ぎたから、ある程度利子をつけて返してもらわねえとなってことで、このベルトを軽くいただきたいと思います」と不敵に言い放った。

 団体の威信をかけて決戦に臨むが、ベルトそのものへの思い入れは皆無。「世界ジュニアって言ってるけど、世界(笑)みたいになっちゃうよね、これは。俺も世界中を見てきたとは言わないけど、少なくとも青柳亮生よりは世界を見てきたわけだ。それを見てきた中で、これを〝世界ジュニア〟とは認められないし。そこに価値はない」と挑発的な言動を繰り返した。

 さらにリンダマンは「青写真というのは考えてない。というのも(自分が)無差別級だから。僕の理想的な流れとしては、しっかり(全日本)所属の選手が3冠ヘビーを取ってもらって、その3冠ヘビーに挑戦して勝つことが、GLEATが全日本より上だということの証明になると思うので。一応、僕の理想としては誰か早く永田さんからベルトを奪ってくれって思ってます。難しいことだとは分かってますけど」とまで豪語。全日本勢の奪還を条件に、自身の3冠挑戦プランも明かすなど、最後まで言いたい放題だった。