日本ハム・新庄剛志監督(51)が悪夢のサヨナラ負けを喫した24日のロッテ戦(ZOZOマリン)後、自ら猛省を繰り返した。

 指揮官が「僕の采配ミス」と悔やんだ場面は、4―4の同点で迎えた9回無死二、三塁。絶好の勝ち越し機での決断だった。

 打者・石井がカウント2―1になった直後の4球目に出したサインは「スクイズ」だったが、相手バッテリーに外され三走がアウトに。その後1死三塁となったフルカウントからの6球目の場面でも、再び石井にスクイズのサインを出したが、ここでもバッテリーに読まれ、スリーバント失敗。結局無死二、三塁という絶好機が無得点に終わり、その裏の一死二、三塁で安田に犠飛を打たれ、サヨナラ負けを余儀なくされた。

 新庄監督は試合後、9回表の連続スクイズ失敗に関し「(相手にサインを)見破られたというか(相手を)見ながらのプレーで。その逆をいって…。(ロッテの)益田君もいいピッチャー。向こうが防げない作戦で1点を取って(守護神の田中)正義君につなげようと思ったんですけど…」とベンチの判断を説明。

 その上で「まあでも一つずつ勉強していって。これで(作戦を)止めるんじゃなくて、またどんどん挑戦はしていきたい。でも(今回は)駆け引きというところで負けました」。最後は悔しさを押し殺すように、気丈に前を向いた。

 白星を目前にしながらの痛恨のサヨナラ負け。これでチームの連勝は「5」で止まったばかりか、借金は再び「4」に。後味の悪い敗戦で上げ潮ムードだったチームの雰囲気が一気に急降下する恐れもある。

 ただ、こうした敗戦を乗り越えてこそ、若いチームは成長するもの。指揮官も自らのミスを責めながらナインの奮起を期待している。

「(今回は)ベンチが悪い。(サインを出した)僕が悪い。そこは(選手に)割り切ってもらえているので。これで下を向かずどんどん(今後も)行きたい」

 上位浮上を必死で狙う日本ハム。早期にこの悪夢を払拭できるのか。今後の戦いに注目が集まる。