女子プロレス「スターダム」の〝闇の黒虎〟スターライト・キッドが、レジェンド狩りに燃えている。

 7月2日の横浜武道館大会では、自称「女子プロレス界の人間国宝」こと高橋奈七永(44)と「パッション注入マッチ」と銘打たれたシングルマッチで激突する。

 20日は都内の道場に報道陣を緊急招集し、練習を公開。「とにかくうるさい奈七永にどうしても勝ちたい!」と意気込む黒虎は、高橋の元パートナーであり、幾度も対戦してきた中西百重に特訓を依頼した。

刀羅ナツコに抱え上げられるキッド
刀羅ナツコに抱え上げられるキッド

 中西の必殺技「モモ☆ラッチ」(変型前方回転エビ固め)を得意とするキッドだが、本人から直接指導を受けるのはこれが初。中西からは「意欲がすごく伝わったし、いい試合にしてもらいたいからキッドを応援する」と期待を寄せられた。

 キッドは所属する極悪ユニット「大江戸隊」のリーダー・刀羅ナツコ相手にモモ☆ラッチを繰り返し、録画した動画を入念にチェック。さらに「奈七永は何してくるかわからないからな…」と高橋の肩に担がれたことを想定し、切り返しの裏モモ☆ラッチと中西が得意とした三角飛びのムーンサルトアタックも伝授された。

 キッドは「難しいけど、素早さが大事っていうことを改めて感じた。水泳でいうと背泳ぎのイメージで腕を回す」と確かな手応えをつかんだ様子で、「あともう一つ必勝法の裏モモ☆ラッチも教えてもらったので。奈七永はいっぱい私を担ぎ上げてくると思うから、クルっと丸め込みたいと思う」と拳を握った。

 中西から「チャンスがあれば使ってほしい。応援はする」とエールを送られると黒虎は、「1つお願いしたいことがあって…。当日、私のセコンドに来てほしいんです。奈七永の精神から削っていくためにも…」と要請し不敵な笑みを浮かべた。

 動揺した様子の中西からは「ううっ…、とりあえず保留で。家族会議をさせてください。だって、奈七永が怒るんだもん!」と明言を避けられたが、キッドは「私はセコンドに就いてくれると信じてるので、よろしくお願いします! 待っとけ、高橋奈七永!」と胸を張った。