DeNAの交流戦優勝は持ち越しとなった。19日に横浜スタジアムで行われた日本ハム戦は延長10回の末、3―4で痛恨の黒星。引き分け以上で交流戦初Vが決まるところだったが、終盤での2点リードを守り切れず最後は引っくり返された。
1―1の同点で迎えた7回無死満塁から佐野が2点適時打を中前へはじき返し、勝ち越しに成功。だがその後、必勝パターンが崩れた。一気に引き寄せたかと思われた8回、セットアッパーの伊勢が先頭の松本に中前打を許すと野村、万波に2者連続四球を与えて無死満塁。続くマルティネスに2点適時打を浴び、再び3―3の同点とされた。
延長戦に突入し、10回から守護神・山崎を投入したが、一死から万波に甘く入ったスプリットを左翼席へ叩き込まれ、痛恨の勝ち越しソロを献上。リードを許したチームに反撃の余力は残っておらず、そのまま涙を飲んだ。
試合後の三浦監督は「もう全員が全員食らいついてやってきましたけど…勝ち切れなかったですね」と唇をかみながらコメント。交流戦を貯金「4」で終えたことには「皆が全員でね、この交流戦勝ち越すんだという、始まる時に優勝を意識した中で、今日も最後まで戦えたのでチームにとっても大きな財産。レギュラーシーズンに戻っても、チーム力というのはついてきていると思う」と前向きに総括した。
交流戦は11勝7敗で全18試合を終了。DeNAはソフトバンク、オリックス、巨人ともに勝率6割1分1厘で並んだが、TQB(トータル・クオリティ・バランス=得失点率差)で他の3球団を上回った。2試合を残す楽天も9勝7敗で今後勝率で並ぶ可能性を残してはいるものの、TQBで大きくリードするDeNAが限りなく優位に立っており、交流戦初優勝はほぼ決定的な状況となっている。












