卓球男子で東京五輪代表の張本智和(19=智和企画)は、盤石の戦いで初戦を突破した。

 2024年パリ五輪選考ポイント対象大会・Tリーグ個人戦「NOJIMA CUP」初日(17日、東洋大赤羽台キャンパス)のシングルス2回戦では、松下大星(クローバー歯科カスピッズ)に4―1で快勝。「1ゲーム目は取られてもいいと思ったけど取ることができたのは、想定よりもよかった」と安堵の表情を浮かべた。

 先月の世界選手権(南アフリカ・ダーバン)では、混合ダブルスで銀メダル、シングルスでも8強入りを果たした。「疲れもあるし、声も咳とかあるので、全然状態は良くない。今までにないくらいピークを合わせたので、6月のこの時期にいいピークでいけるとは思っていない」と話すように、現在の状態は5割ほど。それでも「世界卓球で自信がついた。中国選手と互角以上に打ち合えることを確かめることができた」と貫禄を示した。

 今大会の目標は「どんな試合内容でもどんな状態でも、とにかく1個でも多く勝つ。ポイントにこだわりたい」。日本のエースとして、まずは今年初の国内タイトル奪取を狙う。