卓球女子で東京五輪混合ダブルス金メダルの伊藤美誠(22=スターツ)に、復調の兆しが見えている。
連戦による疲労の影響により臀部(でんぶ)などに痛みを抱えた状態で出場した先月の世界選手権(南アフリカ・ダーバン)は、シングルスで2大会連続のベスト8入り。16日の取材では「腰の方とかは結構調子が良い。練習をやり込んできたかと言われたらそうではないが、ちょこちょこできている。感覚としては良い感じなので徐々に上げていけたら」と順調な回復ぶりをアピールした。
世界選手権の結果を受け、2024年パリ五輪選考ランキングで3位に浮上。2位・平野美宇(木下グループ)との差はわずか11・5点。Tリーグ個人戦「NOJIMA CUP」(17~18日、東洋大赤羽台キャンパス)の結果次第では、順位が逆転する可能性もある。伊藤は「もう上を向くだけ。もちろん1大会で(点数は)ガラッと変わるが、周りの選手のことはあんまり考えず、自分がどうやってやったら上に行けるかを考えている」と力を込めた。
今大会の目標はもちろん優勝。「世界選手権を終えてからどうやったら平野選手と早田選手(ひな、日本生命)を越せるかを考えてやってきている。中国人選手と対戦するんだという気持ちでやりたい」と完全復活に向けた視界は良好だ。












