ブルージェイズ・菊池雄星投手(31)が15日(日本時間16日)の敵地オリオールズ戦で先発登板し、4回2/3を94球、6安打2四球2失点。勝てば日本人選手で単独トップとなる今季7勝目を手にするところだったが、5回途中降板で勝敗はつかなかった。今季通算成績は6勝2敗と変わらず防御率は4・31となった。
初回二死一塁、4番・ヘンダーソンを打席に迎えた場面で4球目が暴投となり、走者が二塁へ進塁。自ら好機を与えてへンダーソンに先制適時打を許したものの大きく崩れることはなく、2回以降は要所を締めながら毎回の7奪三振をマークした。
だが1点リードをもらった直後の5回に先頭の2番・ラッチマンを2球で追い込みながらも94・8マイル(約152・5キロ)の内角フォーシームを左翼席のギリギリまで運ばれ、同点ソロを献上。その後、二死まで漕ぎ着けたが、5番・ウリアスの一ゴロを自軍一塁手が失策して出塁させたところで球数が100球近くの94球に達しベンチから交代を告げられた。
この試合で菊池は今季通算19被本塁打となり、2位のジョーダン・ライルズ(ロイヤルズ)の18被本塁打を抜いて両リーグ単独ワースト。それでも地元放送局「スポーツ・ネット・カナダ」が同日の配信記事で「キクチはルッチマンの本塁打を含む6安打2失点とまずまずの投球内容だった。左腕は7つの三振を奪い、ボルティモア打線を相手に19個の空振りを奪いながら、最高球速は97・4マイル(約156・7キロ)を記録した」と評したように、地元カナダのメディアは今季14度目となった菊池の先発登板を好意的にとらえていたようだ。
試合後の菊池は同点弾について「もう(ボール)1個、2個高ければファウルか空振りになった」と悔し気だったが、白星から3試合遠ざかりながらも本格習得中のカーブが有効に決まっていたこともあって「納得感はある。結果よりもどう戦えているかが大事」と前向きだった。












