WWEのWWE女子王者で〝女帝〟ことアスカが、挑戦者に超難敵を迎えた。

 5月27日のサウジアラビア決戦で、ビアンカ・ベレアからロウ女子王座を奪取。今週のスマックダウン(SD、アイオワ州デモイン)では、新たな女子ベルトの贈呈式が行われた。王者のアスカがロウからSDに移籍したことに伴い「ロウ女子王座」が「WWE女子王座」に突如、名称変更となったからだ。

 WWEオフィシャルのアダム・ピアースから「アスカ、WWEを代表して、新たなWWE女子王座を贈呈します」と白地に金色のプレートに新調されたベルトを披露されると、アスカは「ウォーッ!」と踊り出して喜んだ。さらにピアースがアスカの腰に新ベルトを巻いた時だ。〝女王様〟ことシャーロット・フレアーのテーマ曲が鳴った。

 前SD女子王者で、アスカと長年のライバルでもある女王様は、大歓声の中でリングに入った。ピアースは前王者ビアンカのリマッチの方向で話を進めていただけに、シャーロットに王座挑戦の順番を待つように諭した。だが、女王様は「私は列に並んだりしない。列は私がつくったんだから」と一蹴した上で、アスカに「私以上に、あなたを尊敬している人はいないわ。わかってるよね? あなたの実力は知っている。でも、私はタイトルが欲しいから挑戦する」と王座戦を要求した。

 アスカは「オーケー、オーケー! やったろうや、来いや、おら、おう?」と日本語で快諾。女王様が「本当に?」と尋ねると、女帝は「受けたるわ!」と今度は英語で言い切った。シャーロットがピアースに「この試合を正式に決めたら、ベルトも私の腰に巻いてよ」と自信満々に言うなり、アスカは必殺の毒霧を噴射。ところが、宿敵の戦法を熟知しているシャーロットは、あっさりかわして新ベルトの置かれていた台にアスカの顔面を叩きつけ、ビックブーツをくらわせた。

 場外に転げ落ちたアスカも当然女王様の実力を知っており、いつもの不気味な笑顔はなく厳しい表情。前王者のビアンカもリマッチを狙っている。女帝は自身のツイッターに「WWE女子最高王座のチャンピオンシップが新たになりました。その新しいチャンピオンシップを最初に手に入れたのは当然わたくしアスカ様でした。余裕やったわい」と記したが、難敵ぞろいの防衛ロードにどう乗り切るのか注目だ。