巨人が10日のソフトバンク戦(ペイペイ)で乱打戦を10―6で制し、勝率5割に復帰した。
天敵を力でねじ伏せた。初回に坂本の先頭打者アーチで1点を先制すると、3回に甲斐の3ランで逆転を許した。しかし、この日の打線は底力をみせ、直後の4回には大城卓の3ランなどで一挙5得点。その後も反撃を続けるソフトバンク打線に対して、終盤に岡本和の2試合連発となる15号2ランや梶谷の適時打などで突き放し、終わってみれば2桁得点で3発を含む13安打、2桁得点で勝ち切った。
試合後の原辰徳監督(64)は「大城の3ランは大きいね。嫌な流れを断ち切ったというか、勢いを持ってきましたね」とたたえた。
巨人にとってのソフトバンクと言えば、いまだに苦い記憶も残る。2019年と20年の日本シリーズで喫した8連敗だけでなく、公式戦とオープン戦を含め、一時は14連敗(1分け)…。10得点は9年前の14年6月22日に東京ドームで10―5で勝利して以来だった。
大久保博元打撃チーフコーチ(56)も「俺も巨人ファンだから、歯がゆかったんですよ。何年も前からソフトバンクにやられて。みんな(選手)の執念。巨人ファンの俺よりはるかに悔しかったんだって思った。今日は感動して涙が出そう」と笑顔を見せた。
指揮を執っていた指揮官も、これほどの大量得点は記憶から薄れていたようで、大久保コーチは「監督も『ソフトバンクから10点なんか久しぶりだなあ。(最後は)いつだったっけなあ』って言っていましたね」と笑い飛ばした。
何はともあれ、なかなか連勝ができない状況もあるだけに、11日の3戦目もモノにして貯金生活に入りたいところだが――。












