体操男子で東京五輪2冠の橋本大輝(21=順大)は、疲労度が濃い中でも自身の演技を貫く覚悟だ。

 すでに世界選手権(9~10月、ベルギー・アントワープ)の代表に内定しているエースは、全日本種目別選手権(10~11日、国立代々木競技場)に向けた9日の公式練習に参加。「疲れも本当に結構たまってきている。東カレ(東日本学生選手権)もやって連戦になるので、今回は特にあまり無理せず、自分の体を見ながらいきたいなと思っている」と展望を語った。

 ここ最近は短いスパンで試合が続いたこともあり、疲労の色が垣間見えた。しかし、自身の求める理想はいつも通り高めに設定。「結局やりたい構成を全日本選手権、NHK杯でもできていないところも多かった。種目が少ない分絞って、その分結果が出るようにというか、自分の最大のパフォーマンスができるように準備していけたらいいなと思って取り組んできた」と力を込めた。

 万全とは言いがたい状況下だが「最近は動いていてもちょっと疲れが出てしまう。体も重いなというのはある」と冷静に分析しつつ「うまく試合に向けて取り組めたら」ときっぱり。大舞台へ弾みをつけることはできるか。