平昌五輪フィギュアスケート女子金メダルのアリーナ・ザギトワ(ロシア)が過酷な減量について語り、ファンから〝鉄の女〟エテリ・トゥトベリーゼ・コーチに対する非難の声が上がっている。

 ロシア「MKスポーツ」によると、ザギトワは元新体操選手のリャサン・ウタヤシェワのビデオインタビューに登場。競技会に参加しているころ、求められる「適正体重」のために過酷な減量を行っていたことを明かした。体重測定は1日1回だったが、五輪時には朝、昼、晩と3回測り、大会時に身長156センチで体重は42・5キロだったという。

 またオフシーズンは当然体重が増えてしまうが、許されなかった。

「コーチから『オフでもいいから体重を落とせ』と言われた。体重計の写真を撮って、コーチに送りました。1キロしか増えていないのに『ああ、1キロ増えた、どうしよう』と思うんです。どうにかしてやせないと」。食べず、飲まずでジムに行き、クリームを塗ってフィルムで身体をくるみ汗をかいたという。

 ザギトワは「自分の体を好きになるまでは、体重は減らなかった。自分を受け入れることができなかった」と苦悩を明かした。
  
 同メディアは「近年、スポーツ界、特に新体操やフィギュアスケートの分野で摂食障害の問題が深刻化している。エテリ・トゥトベリーゼのチームは、教え子の体重を酷使しているとしばしば非難された。今回も次のような声がSNSで寄せられた」と師匠のトゥトベリーゼ・コーチに対する批判の声も記載。

「ロシアのフィギュアスケーターが突然の心停止で氷上に倒れたことがないのは、奇跡としか言いようがない」と犠牲者が出ていないのは信じられないという声や「エテリグループが子供を親から引き離す理由がわかった」という納得の意見が挙げられている。

 女王が壮絶な経験を経て、金メダルを獲得したのは間違いないようだ。