ヤクルトの村上宗隆内野手(23)が8日のロッテ戦(ZOZOマリン)で今季11号2ランを放った。だがチームの得点はその1発のみ。2―3で敗れ主砲の本塁打は空砲となった。

 0―3で迎えた9回だった。二死二塁で村上がこの日の第4打席に入ると4番手・益田が投じた2球目の直球を完ぺきにとらえた。打った瞬間にそれと確信する打球は右翼席上段に吸い込まれた。

 1日の日本ハム戦以来の一発も、あと一歩届かずチームは連敗を喫した。村上は「最後に打ててよかった。まだいろいろ試行錯誤しながらという感じ」と振り返った。

 今季、村上に本塁打が出た試合は5勝4敗1分け。昨季が30勝12敗1分けと勝利に直結していたことを考えれば物足りない数字だ。

 2夜連続の零封負けはのがれたものの、カード負け越しとなった高津監督は「ここまで打てないとちょっと…。ピッチャーもホームラン1本で頑張ってたんですけど。先に点を取ってって形ができてないので、こういう展開にはなりますよね。最後、一発出ましたけど、三振も2回ぐらいあるわけだし」と打線の奮起を促した。

 なんとか4番の前に走者をためていきたいところだ。