6月初連勝は守り勝ちだ。広島は7日、日本ハムに1―0で勝利し、貯金を2とした。

 試合は5回の坂倉の先制ソロを7回2安打無失点と好投した先発・九里を筆頭に継投で守りきった展開。新井貴浩監督(46)も「きょうはバッテリーを中心に守り勝った試合」と投手陣をまずは功労者に挙げつつも、周囲を固めた内野手陣の堅守を勝因に挙げた。

 なかでも名手・菊池は、終盤6回、7回に再三にわたり好守備を披露。6回を先頭・加藤豪の二遊間を逆シングル、7回二死二塁での代打・上川畑の右翼前と抜けそうな一、二塁間への当たりをセーブすると、ランニングスローで、いずれも打者走者をアウトに。要所で10年連続ゴールデングラブの職人技が光った。

 試合後の菊池は「守備に好不調はないんで。何とか」と控え目に振り返ったが、新井監督は「すごいよね。初めての球場で。彼はどこの球場でもホームグラウンドのようなプレーをするね」と最大限の賛辞を送った。最終回も、二死一、三塁のピンチを遊撃・矢野と途中出場の一塁・韮澤の好守備で守り抜き、1―0でシャットアウト。「みんな本当に頼りになります」と球際の強さを見せた内野陣をたたえていた。