ヤクルトが4日の楽天戦(神宮)に5―2で勝ち3連勝。12連敗で沈んでいたムードを吹き飛ばしている。

 その要因は何か。球界野手最年長のベテラン・青木宣親外野手(41)の存在が大きい。今季は33試合に出場して打率2割7分5厘をマークしていたが、5月23日に「特例2023」により抹消。その間にチームは連敗を重ねていた。

 5月31日の日本ハム戦(エスコン)から一軍に復帰。スタメン起用されると、いきなり3打数2安打と活躍。チームは1日に連敗を止めると、青木は3日に今季1号2ランを放つなど、4日まで3試合マルチを含む4試合連続安打で打率を3割5厘とした。

 そんな頼れるベテランには、高津監督も「あれだけバットをしっかり振って、あれだけ飛距離が出せるわけですから、状態が非常にいい」。大松打撃コーチは「今の状態を維持したり、さらに向上するために年齢を重ねるごとにどんどんやることを増やしていっている。(球場に)早く来て準備して、ストレッチしてっていうところでは若い選手よりかなりすごい」と、衰え知らずの青木の〝陰の努力〟を証言する。

 青木は「調整はできていない。けど結果がついてきてるのでいいんじゃないですか」とサラリと語っているが…。チームの窮地を救ってくれたベテランの存在は、やはり頼もしい。