【目撃】まるで昭和の人気アニメ「侍ジャイアンツ」の名シーンのようだった。24日のヤクルト―阪神戦でのことだ。3回表一死走者なしで打席に入った阪神先発の西勇輝(32)はカウント2―2から相手先発でヤクルトのドラフト1位新人・吉村貢司郎(25)が投じた5球目の直球を強振。打球はファウルとなったものの、折れたバットの先だけが縦回転しながらマウンド方向へと飛んでいった。
勢いこそなかったが、マウンドの手前でバットが跳ね上がってルーキー右腕を強襲。吉村は身を引きながらもグラブで襲いかかってくるバットを鮮やかにキャッチし、事なきを得た。
1973年から74年にかけて日本テレビ系で放映されていた野球アニメ「侍ジャイアンツ」では、主人公で巨人投手の番場蛮が米国遠征の際、相手打者ウルフ・チーフの放った打球と折れたバットが襲いかかってくるシーンがあった。番場は打球をライナーで捕球したが、続いて飛んできた折れたバットはグラブを持つ右手甲に直撃。傷口から流血するケガを負いながらも突き刺さったバットを抜き、マウンドに立ち続ける姿は名場面として語り継がれている。
(5月24日、神宮)











