新日本プロレス4日の大阪城ホール大会で、IWGPジュニアヘビー級王者の高橋ヒロム(33)がマスター・ワト(26)の挑戦を退け、5度目の防衛に成功した。
「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」覇者との頂上決戦で、勢いに乗るワトの猛攻に大苦戦を強いられた。レシエンテメンテ、ジャーマンで攻め立てられたヒロムはベンダバール(変型ネックロック)に捕獲される。打撃の応酬からヒロムちゃんボンバー(ラリアート)をさく裂させたが、追撃を狙ったところで待っていたのはカウンターの旋風脚。ワトが得意とする通天閣ジャーマンを浴びてしまう。
それでもこれをカウント2で返すと、レシエンテメンテⅡ(セグンド)は決めさせない。名も無きヒロムロール、トラースキックで反撃に転じると、切り返し合戦からTIME BOMBをさく裂させる。ここを勝機と見た王者は、強烈なヒロムちゃんボンバーを発射。最後はTIME BOMBⅡで激闘に終止符を打った。
自身の背中を追いかけてジュニアヘビー級の世界に飛び込んできたワトに対し、ヒロムは「間違いじゃなかっただろ? 俺はずっとこの位置でお前のことを待っている。だから安心してもっと強くなれ」とメッセージ。自身最多となる同王座5度目の防衛に成功し「これは行ける気がするぜ。最多防衛(注・記録はヒートのV11)、今の勢いなら間違いなく行ける」と目を輝かせた。
もっともこの日の段階で次期挑戦者候補は現れなかった。ヒロムは「挑戦者がいないなら、まあ…この人の名前を正面から言ったところで、特に何もないことでしょう。何も言われないでしょう、アクションも起こされないでしょう。でも、俺もワトみたいに、昔その人に言ったことがあるんだ。『いつの日か、また、この俺と戦ってください』。いつかまたできるかな…〝イニシャルF〟」と意味深発言。
Fから始まる意中の相手とは一体…ともあれ、ヒロムの防衛ロードはまだまだ続く。












