腹部大動脈瘤(りゅう)の手術を受けた邪道・大仁田厚(65)が23日、電流爆破デスマッチでの復帰戦を直訴した。

 9日に手術した大仁田は16日に退院。ベルトを管轄するPWFのドリー・ファンク・ジュニア会長の決断により、復帰戦となる6月11日の全日本プロレス郡山大会(ビッグパレットふくしま)は、ヨシタツと保持するアジアタッグ王座のV3戦となることが決定的となった。

 大仁田は「昨日も病院で傷の具合を見てもらったけど、きれいに治りつつあるってさ。主治医と執刀医の先生が俺の身体のことを考えて、負担の少ない手術をしてくれたんだ。本当にありがたいよ。さすがに大動脈瘤は破裂したら死ぬ可能性があるからね。俺はつくづくプロレスの神様に生かされてると思うよ」と近況を報告。

 さらに「俺が入院してる間に、ドリー会長がいちゃもんつけてたみたいだけどさ、事態好転でアジアタッグやることに決まっただろ? 俺は6月11日の郡山大会に間に合わせるぜ」と復帰戦でのタイトルを受諾した。

 もちろん、通常の復帰戦にはしない。大仁田は「全日本プロレスさんよ! よく聞け。俺は、FMWEから電流爆破有刺鉄線ボードを持ち込む! 俺の快気祝いは7月9日にやるFMWEの2周年大会だが、6月11日も派手にいこうじゃないか。全日本から俺とヨシタツのベルトに挑戦するやつは名乗りを上げろよな」と言い出した。

 しかも、試合形式まで一方的に要求だ。「有刺鉄線ダブルバリケードメガトン電流爆破デスマッチ」なるもので、特別公認凶器として電流爆破有刺鉄線ボード2枚と電流爆破バット3本を用意するという。

 今回の火薬量は5倍。もはや元になった量は不明だが、次々と倍増された結果、天文学的な数字の火薬量になっていることは間違いない。邪道の復帰が近づくにつれ、再び王道マットが騒がしくなってきた。