西武・隅田知一郎投手(23)が14日の楽天戦(ベルーナ)で6回1/3を投げ5安打3失点投球。自己最多タイの9奪三振をマークしたが、試合は0―5で敗れ4敗目(1勝)を喫した。

 4回までは今季のベストピッチというテンポだった。最速150キロのストレートと110キロ台後半のカーブで緩急差をつけ、追い込んでからの変化球で打者を打ち取った。 ここまで5試合(28回1/3)で6イニングしかなかった三者凡退イニングをこの日は2~4回まで3イニング連続で作り打線の援護を待った。

 しかし、隅田は5回一死からフランコに前の打席で三振に仕留めたチェンジアップをとらえられ4号先制打を許すと、ここで踏ん張り切れない。

 島内、小郷と課題の左打者に高めに浮いたストレートをいずれも二塁打とされ長打3本で2点を失った。

 続く志願の7回もフランコに2打席連続長打となる右中間二塁打を許し、島内を三振に取ったところで降板となった。

 隅田は「2点とも長打を打たれての失点だったのでそれが全てだと思います。5回のフランコ選手へのボールは、初球の空振りより甘く入ったボールを打たれてしまいました。今日は三振が多く取れましたが、それは結果論であって今後はチームから信頼され、7回もしっかり任せてもらえる投手になれるように頑張ります」とコメントを出した。

 0―5の敗戦の中で、相手先発・滝中が9回一死までノーヒットノーラン投球を展開していた。 隅田にとっては昨年、4敗目を喫した5月11日のソフトバンク戦(ペイペイ)で相手先発・東浜巨がノーヒットノーランを達成していただけに…。2年連続ノーヒッターゲームでの敗戦投手となることだけは避けられた。