西武の今季の泣きどころ「ブルペン問題」がクローズアップされている。6日のオリックス戦(京セラ)では2点リードの9回に登板した守護神・増田が5安打3失点で救援失敗。7日の同戦では同じく2点リードの9回にドラフト4位ルーキー・青山美夏人(22)が上がった。
青山はいきなり連続四球を与えてしまったが、ここで豊田投手コーチがマウンドで〝喝〟を入れ、続く代打・小田を二ゴロ併殺に。その後は適時打を許しながらも、どうにか5―4で逃げ切りに成功。チームの連敗を3で止め、勝率を再び5割に戻した。
4打点を挙げた殊勲の若林が「(青山は)絶対に抑えてくれると思っていた」と語るほど状況は楽観的ではなく、これでチームの最大懸案である「ブルペン問題」が解消されたわけでもない。
ここまで29試合中20試合でクオリティー・スタート(6回以上を自責点3以内)をマークしてきた先発陣の奮闘に隠れていた、ブルペンの危うさがこのオリックス3連戦では一気に表面化してしまった形だ。
今季は昨季、35ホールドでパ・リーグ最優秀中継ぎ投手賞を分け合った平良が先発転向、水上が不調で二軍調整中と、ブルペンの柱2本が不在。新方程式構築の模索が続いている。
現状で7回を経験豊富な平井、8回を2年目左腕・佐藤隼が担っているが、防御率9・35の増田の不調で9回を安心して任せられる形がまだ見えてこない。
水上、増田の状態が上がってくるまで、懸案の9回を誰でしのいでいくのか。先発でなかなか結果の出ない隅田の配置転換なども含め、豊田投手コーチのやりくりが注目されている。












