西武が昨秋ドラフトで獲得した新人10選手のうち、1位・蛭間拓哉外野手(早大=22)、4位・青山美夏人投手(亜大=22)、育成4位・是沢涼輔捕手(法大=22)の大学生3人が、ベルーナドームに隣接する若獅子寮へ6日に入寮した。
3人の中で蛭間とともに即戦力の期待がかかる青山には平良の先発転向で急務となっているブルペン再編、新方程式のピースとなる期待も高まっている。
球団関係者の一人は「青山は亜大3年時に後ろ(抑え)の経験があって現場もそれを把握している。先発としてのストレートは140キロ台後半だけども、短いイニングなら150は出るだろうし亜細亜伝統の〝落ちるボール〟もある。なにより制球力があるから四球で崩れない。横浜隼人、亜大と厳しい監督の元で野球をやってきているから性格的にも後ろは向いている」と青山のブルペン適性を強調する。
青山自身もこれに呼応するように亜大の先輩でもあるDeNA・山崎康晃投手(30)からもらったグラブを持参。「(山崎さんと)ドラフト後にお会いして練習を少しやらせていただいた。『亜細亜の後輩として頑張ってほしい』といわれたので、OBとして頑張りたい。亜細亜というのはひとつのブランドでもあると思うので、亜細亜出身として頑張って行こうと思う」と語り、不屈のブリキ軍団出身者としての気概をみせた。
東浜(ソフトバンク)、九里(広島)、山崎(DeNA)と受け継がれてきた伝統のシンカー「亜大ボール」を青山も楽天・内間から伝授されている。
投手を中心とした「守り勝つ野球」への回帰を目指す松井稼頭央監督(47)にとって、青山が水上―増田らを中心とした新方程式に入ってくれれば昨年、チーム防御率がリーグトップとなった投手陣の質を落とさずにさらなるグレードアップも目指せるのだが…。












