新勝利の方程式を構築へ――。松井稼頭央新監督(47)率いる西武が開幕カードから大胆な投手起用を見せた。
オリックスとの開幕戦(3月31日)では2―1の9回にドラフト4位ルーキー・青山美夏人投手(22)を投入。結果は二死から森に同点弾を浴びて延長10回の逆転負けにつながったが、2連敗で迎えた第3戦でも4―1の9回を青山に託し、一死一、二塁のピンチを背負いながらも無失点で切り抜け、中1日でリベンジに成功した。
松井監督が「ルーキーには酷かもしれないが、もう一度そういう場面が来たら、やり返してほしいと思っていた」と語ったように、昨年までブルペンの中心を担っていた平良が先発に転向した西武には〝新方程式〟の構築という大きなテーマが突きつけられている。
2020年に豊田清投手コーチ(52)が就任してから、西武の投手力はまずブルペンを中心に整備されてきた。そして昨年、チーム防御率は前年までのリーグ最下位からトップへとV字回復させることに成功した。
その中心には常に平良が君臨し、増田、水上らとのコンビネーションで方程式の軸をつくり、平井、森脇、本田、公文、宮川にプラスして外国人とのやりくりで7回以降を逃げ切るスタイルを形成してきた。
平良が救援陣から抜けた今季は昨年の新人王&最優秀中継ぎ投手の水上由伸(24)と誰を組み合わせるかが課題の一つ。「気持ちの強さもそうですし、球の強さもそう。まずは青山でいきたい」(松井監督)と亜大時代に抑え経験のある新人が指名された。
ここに佐藤隼、ティノコ、張奕らが加わり、平良の抜けたブルペンの再建が進められていく。












