きのうの友はきょうの…。西武・山川穂高内野手(31)はオリックスにFA移籍した森友哉捕手(27)に〝知らない人〟として対峙する。
2013年のドラフト同期で昨年まで9年間、常に行動をともにし、苦楽も分かち合ってきた。昨年11月、森がオリックス移籍を発表した直後に山川は自身のインスタグラムを更新し「同じ年にタイトル取れたのはちょー嬉しかったし 俺がエラーすると睨んでくるし 運転してたら横で足上げて寝てるし親とか嫁とかより一緒にいる時間長かった」「同期入団できたこと誇りに思う! 負けんぞ! 1回ぐらいおごれ」と、その寂しさを投稿していた。そして31日の開幕戦(ベルーナ)で、違うユニホームを着た森と公式戦初対戦を迎える。
実際は7日のWBC日本代表との壮行試合で森とは〝初対戦〟を済ませているが、山川は「あの時は自分の調子が上がらずというのもあったし、ちょうど(発注していた920グラムの)バットが届いて、そのバットでヒット(左前打)とホームランをポンポンと打ったので、森がどうのこうのは関係なかった」と振り返る。
プロ10年目の開幕戦で自分の後ろに森が相手チームの捕手として座っている。それでも「(特別な意識は)ないです。1試合というか開幕戦でそういう余裕はない。僕はあまり捕手と勝負しないタイプなので、あまり配球とかも分からない。それはある程度試合を重ねていった時のデータとして、森ってこうだよねといったことが頭に入る。味方として守っていた時に森の配球うんぬんを考えたことがない。投手(山下)のことも森のことも何も分からない状態で臨もうと思う。分からない人のことをああやこうや思うことはない」。
相手の主戦捕手としてマスクを被る森に私情が入り込む余地はないようだ。












