西武が2日のオリックス戦(ベルーナ)に4―1で勝利し、松井稼頭央監督(47)が初勝利を手にした。先発の平良海馬(23)に勝利はつかなかったものの、7回1失点の好投。1―1の8回に勝ち越すと、9回は初戦で森に同点被弾したドラフト4位・青山美夏人(22=亜大)が締めた。
松井監督は「(平良は)素晴らしい投球をしてくれたと思います。勝ちにつながる投球をしてくれた。今日も(9回は)青山で行くと決めていました。これで地に足つけてまた戦っていきたい」と本拠地で挙げた初勝利に安堵した。
一方、今季初めてスタメンマスクをかぶった2年目・古賀悠斗捕手(23)のリードも光った。
6回一死二塁で杉本、森を迎えた場面では、杉本を高め154キロで空振り三振、森を153キロで詰まらせ投ゴロに。この場面を振り返って古賀は「相手打者が全員真っすぐに振り遅れていた。変化球にタイミングが合っているような感じがしたので、その前の攻撃中、平良に『真っすぐを多投する回を作ってみよう』と提案した。ちょうどあのピンチで森さんに回ってきて1球目、ストレートを遅れ気味にファウルしていた。それまでの打席では(真っすぐの後に)ひざ元にカットボールを投げていたので、真っすぐにも反応できるようにカットをケアしてるのかなと思って、もう1球真っすぐを行った」とその根拠を語った。
3点リードの9回には〝新守護神〟としてマウンドに上がったルーキー・青山がいきなり先頭・宗に左前打を許したタイミングでマウンドへ。
古賀はここで「お前、何(顔が)引きつってるの? 大学どこや? 思い切って来いよ!」と青山を鼓舞したという。
「自分は同じ東都(中大)でやっていましたし、お前何してんねん、そんなんじゃないだろという感じで行った。自分が遠慮してると向こうも強気になれないと思った」とこの場面を振り返った。
捕手として的確な洞察力と声かけで4投手をリードし勝利につなげた。「ポスト・森」を狙う2年目捕手・古賀の献身もチームの初勝利を支えていた。












