規格外の打球音を、超満員の甲子園球場に響かせた。

 阪神・佐藤輝明内野手が14日のDeNA戦(甲子園)に「5番・三塁」として先発出場。初回第1打席の6号3ランに続き、4回の第3打席でも7号満塁弾をマーク。4回終了時点で7打点を荒稼ぎする離れ業を見せた。

 大山が押し出し四球を選び、5―4と勝ち越しに成功した直後に回ってきた二死満塁の絶好機。「四球の後の初球を狙え」。球界の格言通りに、ど真ん中に入ってきた絶好球を背番号8は無慈悲にフルスイング。「初球から打ちにいく準備ができていた。最高の感触」と本人も振り返った通りの当たりは、甲高い打球音とともに、打球速度171キロで、右中間席へ着弾した。〝確信歩き〟でしばし白球の行方を見守った規格外男は、ゆっくりとダイヤモンドを一周しながら、自軍ベンチへ帰還した。