快進撃が止まらない。阪神は5日の広島戦(マツダ)に5―0で快勝。先発した大竹耕太郎投手(27)は7回を5安打無失点の好投で、開幕から負けなしの4連勝を飾った。
「初回のピンチでの投球がこの試合のターニングポイントでした」。左腕がそう振り返ったように、初回は無死一、三塁と苦しい立ち上がり。だが、冷静さを失うことなく腕を振った。ここで3番・秋山、4番・マクブルームをそれぞれ空振り三振、遊飛に仕留めて無失点に抑えると、その後は赤ヘル打線に三塁すら踏ませなかった。
140キロ台の直球と、スライダー、カーブ、チェンジアップ、ツーシームと多彩な変化球を制球よく投げ分け、無四球5安打とテンポの良さは際立っていた。中盤までに味方打線の5点の援護をもらい「全体的に余裕を持って投げることができたのは、野手の皆さんが得点を取ってくれたおかげなので、とても感謝しています」と振り返った。
今季4勝目で防御率の数字は、脅威の0・36。規定投球回にはまだ達していないものの、抜群の安定回を誇る新戦力に、岡田監督も「初回をうまいこと切ったよな。やっぱり落ち着いてるから。ランナー出てもな」と信頼は日に日に上昇中だ。
昨オフの現役ドラフトで阪神に加入。古巣・ソフトバンクでは発揮しきれなかった実力を存分に披露している姿について、試合後に「予想できたか?」と問われた指揮官も「してないよ~そんなん(笑い)。ある程度は投げると思ったけどな。ここまでとはなぁ。まだまだ勝つんちゃう?」と〝うれしい悲鳴〟をあげていた。












