全日本プロレスの〝大巨人〟石川修司(47)が、史上初となる3冠ヘビー級王者での電流爆破マッチ出場をぶち上げた。
29日のFMWE鶴見大会では佐藤光留とのコンビで、アジアタッグ王座を保持する大仁田厚&ヨシタツに挑戦するも、パートナーの佐藤が敗北。3月21日の大田区大会では新日本プロレスの永田裕志が持つ3冠王座取りに失敗しており、石川は2戦連続で流出中の王座奪還を果たせなかった。
「ファンの方も期待してくれたと思うので、責任は感じています」と唇をかみ締めるも、落ち込んでいる時間はない。春の祭典「チャンピオン・カーニバル(CC)」Bブロックでは4勝2敗の勝ち点8で、諏訪魔、芦野祥太郎、斉藤レイと並び首位に立つからだ。最終公式戦(30日、エディオンアリーナ大阪第2競技場)では、ブロック突破をかけて芦野との首位対決に臨む。
石川は「選手としてはいいと思うけど、お客さんの支持がない。人を引きつける何か、つまり自分の気持ちを出し、生きざまを見せるところが足りないのかなと」と芦野を分析。
その点でも、初の電流爆破を経験したことで「インディのリングで戦ってきた経験があるし、女子とも試合をしたし、デスマッチもやってきた。今回は邪道を体感したことで、レスラーとしての幅も広がったと思う。その差を見せたい」と自信をのぞかせた。
2017年大会以来となる2度目の祭典制覇を果たせば、再び3冠王者・永田の前に立つ。「今年はデビュー20周年なんで、いろいろ経験したい。CCも優勝しなくちゃいけないし、前回巻いた時はフリーだったので、今回は全日本所属として3冠を巻く。次に3冠を取ったら、自分の経験をすべて詰め込んだ防衛ロードを歩みたい。それこそ3冠王者として電流爆破のリングに上がってもいいし、もう一度アジアタッグにも挑みたい」ときっぱり宣言した。
アジアタッグ王者の大仁田は腹部大動脈瘤(りゅう)の手術を行うため、復帰は早くて6月11日の福島大会。それまでに至宝奪還を成し遂げ、3冠王者として邪道への雪辱を果たす。












