今季7度目の敗戦の中にドラフト2位ルーキーが光を放った。中日・村松開人内野手(22=明大)がプロ初安打を含む2安打をマーク。即戦力として期待されながら古傷だった右ヒザを痛めるなど、開幕一軍を逃した悔しさを晴らした。
28日に一軍初昇格を果たすと「6番・二塁」で即スタメン出場。散発4安打で打線が振るわず、チームは0―1と零封負けを食らった中でひとり気を吐いた。
5回一死走者なしの第2打席で相手先発・今永の133キロスライダーを捉えると、痛烈な打球が右翼線を襲い、うれしいプロ初安打となる二塁打。二塁ベース上では一塁ベンチへ向かってガッツポーズを繰り出した。「最初は緊張してたけど、でも、やっぱり思いっ切り楽しんでやろうというふうに決めていた。今日は緊張しながらも、自分の中ではいい緊張感の中でできた」と記念すべきプロの第一歩を振り返った。
7回一死の第3打席でも今永から146キロ直球を一塁へ弾き返し、全力疾走で一塁へ駆け抜け、間一髪で内野安打をもぎ取った。「良い投手というのは分かっている。そこでボールを見ていくのではなくて、やっぱり良いボールが来たら、どんどん積極的に振っていくという気持ちで打席に入った。しぶとく塁に出られたので、そこは良かった」と話した。
しかし、マルチ安打をマークした村松だが、打線がつながらずチームは無得点に終わった。それだけに「チームが勝って個人の結果がいい時がやっぱり一番いい。自分の結果が良くても、チームが負けてしまったら、価値が低いと思うので、そこはどんどん勝利に貢献できるように、やっていきたい」を腕をぶした。












