西武ディートリック・エンス投手(31)が16日の日本ハム戦(エスコン)で6回打者19人に91球を投げ無安打無失点8奪三振2四死球投球。ノーヒットノーランのまま降板した。
これまで2試合の背信投球が嘘のような魂を込めた投球だった。
初回から相手打者の懐を力のあるストレートでえぐり、外角低めへスライダ―、チェンジアップを落としていく。
1回二死の清宮を外角高め150キロで空振り三振に仕留めてから、3回の江越までの7者連続三振を含めエンスが4回までに奪った三振は来日2年目で最多となる8を記録した。
握力の落ちてきた5回には一死から万波、マルチネスに四死球を与え一、二塁のピンチを背負うも上川畑をチェンジアップで一併殺に打ち取り得点を許さずエンスは6回を無安打無失点のままマウンドを降りた。
エンスは「開幕してからマウンドで考えすぎてしまって、うまくいかないことが続いていたから今日はシンプルに頭の中をクリアにして、攻めのピッチングでストライクを投げ込むことだけを意識した。あとは柘植が良いリードをしてくれたから柘植のミットめがけて投げるだけ、という思いだった。ここ2試合の内容には納得していないし、良いピッチングをしたいという思いがいつも以上に強かったね」と過去2試合の反省を生かした投球に言及。
「この1週間、特別な練習をするというよりは、良いコンディションを保つために、ウエイトの重さを軽くしたりして調整してきた。やっぱり今日みたいな内容だと気分も良いから、これを続けていけるように次に向けて準備していくよ」と吹っ切れた様子だった。












