西武・隅田知一郎投手(23)が12日のロッテ戦(ベルーナ)で今季2度目の先発登板。6回途中5安打4四球5失点と試合をつくれず、開幕2連敗を喫した。これで昨年のデビュー2戦目から続く隅田の連敗は球団ワーストの「12」となってしまった。

 前回5日の楽天戦(6回3安打1失点)は見殺しだったが、この日の5失点は完全に自滅だった。課題である初回、いきなり1、2番に連打を許し一死一、三塁とされ犠飛であっさり先制を許した。

 その裏、外崎の1号ソロですぐに同点に追いついてもらいながら、課題である味方の攻撃リズムにつながるテンポのいい投球ができない。3回の先頭四球に続き、4回も先頭から二者連続四球を与えると、自らの投球で自身を追い込み余裕のないバタバタした投球が始まった。

 ポランコを簡単に追い込みながら、勝負を急ぎ4球目に手の届くゾーン内の直球勝負で右前タイムリー。さらに井上にこれまた外角直球を逆方向へと運ぶ2点適時二塁打とされ、3失点と突き放されてしまった。

 隅田は「先頭打者に無駄な四球を出したところから始まって自滅してしまいました。常に打者に向かっていく気持ちを持ってマウンドに上がっていますが、自分でカウントをつくっても、相手に有利なカウントに持っていってしまっているので、自分に有利なカウントのうちに、アウトを取ることができていれば、結果は変わっていたと思います」と失点シーンについコメント。

「前回の楽天戦もそうですが、同じことの繰り返しになってしまっているので、次回登板では、次はないくらいの気持ちで臨まなければいけないと思います」と毎度の反省を口にしたが、それができないからこそ、この連敗地獄から抜け出せないでいる。隅田の夜明けはまだ遠い。