もはや恒例行事か。西武の主砲・山川穂高内野手(31)が10日に出場選手登録を抹消された。開幕直後の3、4月に戦列を離れるのは3年連続。山川は9日のソフトバンク戦(鹿児島)に「4番・一塁」でスタメンに名を連ねたが、試合前のアップ中に「下半身に強い張り」を訴えたため、打席に立つことなく初回で途中交代していた。今回痛めたのは、ふくらはぎだという。

 2021年は3月30日の日本ハム戦(札幌ドーム)で1号2ランを放ったものの、一塁ベースを回ったところで左太もも裏を肉離れ。約1か月強の戦線離脱を余儀なくされた。そして昨年も〝悪夢の3月30日〟に同じ札幌ドームの日本ハム戦で逆転打をマークした直後の走塁で右太もも裏を軽度の肉離れ。警戒していた鬼門の〝人工芝〟で肉離れを発症し、約3週間の離脱となった。

 日本ハムの本拠地が天然芝のエスコンフィールドに変わり、鬼門ドームでの負傷の心配はなくなったが、好事魔多し…。今度は札幌から遠く離れた鹿児島の〝ダート〟で下半身に異常が生じてしまった。

 10年目の今季は「絶対にホームラン王は獲る」と宣言している。昨年は開幕5戦目に離脱しながら、それまでに打っていた4本のアドバンテージもあり「まだ124試合もある。当然巻き返していける」の言葉通り、41本塁打で3年ぶり3度目のキングに返り咲いた。

 今年はここまで8試合で0本塁打。離脱期間にもよるが、2年連続4度目のタイトルは厳しいゼロからのスタートとなる。