思わず冷や汗だ。9日の広島戦(マツダ)で巨人のベンチ内が騒然となるひと幕があった。

 3回に1―2と逆転され、なおも二死一塁の場面。先発した赤星が西川に対して1ボールから外角へ145キロのシュートを投じ、際どいコースへの1球は止めたバットに当たった。すると、その打球は〝弾丸ライナー〟となって三塁ベンチに一直線。ファウルボールがベンチに飛び込むことはあるが、打球が向かった先には原辰徳監督(64)ら首脳陣がズラリ…。

 幸いにも当たることはなかったが、最前列に腰掛けていた指揮官のそばで戦況を見守っていたコーチ陣は大慌て。阿部ヘッド兼バッテリーコーチは身をよじりながら直撃を免れ、阿波野投手チーフコーチは後列に転げ落ちるようにして回避した。

 4連敗中のチームは5回までに1―4で3点のリードを許し、苦しい展開となっている。