巨人・大久保博元打撃チーフコーチ(56)が8日の広島戦(マツダ)後、この日今季初安打となる1号ソロを放った坂本勇人内野手(34)について言及した。

 予言通りの復調となった。6回まで開幕から22打席連続無安打と不振に苦しんでいた坂本だったが、6点を追う7回に相手先発・床田の投じた2球目を豪快にとらえ、打球をバックスクリーンへ。今季初安打は鮮やかなアーチを描いて柵越え弾となった。

 その後も安打を放つなど、この日は4打数2安打1打点とようやく復調の兆しを見せた。前日の試合後に坂本の復活を既に予言していた大久保コーチにとっては、何よりの朗報となった。

「(これまでは)真っ暗闇で画びょうの中を歩いていたのが、(前日には)蛍光灯くらい点いて、豆電球くらいは点いて、『まもなくだな』というのはあった。(この日で)勇人は安打を打つこと、我々ベンチとの勝負じゃなくて、相手と勝負できるんじゃないかなと思いましたね」(大久保コーチ)

 その言葉通り、坂本は前日から重心を高くしたスタイルに改良したフォームで、復調のきっかけをつかむことに成功。大久保コーチは「勇人はスタンスを狭くして、ちょっと乗りやすくして。ぬるいお風呂も熱いお風呂もダメ。今はちょうどいい湯加減だと思う」と〝デーブ節〟で現状の良化具合を解説した。

 いよいよエンジンがかかり始めた坂本。ここから一気の打棒爆発となるか。