日本ハムが開幕5試合を終え、早くも正念場を迎えている。
5日のロッテ戦(ZOZOマリン)はWBCで活躍した先発・伊藤が5回無失点の好投。攻撃陣も0―0で迎えた7回にマルティネスの犠飛で先制するなど、この日は投打がかみ合い勝利が目前のはずだった。ところが、直後の7回裏に救援陣が崩れ、二死満塁からの暴投で、三走だけでなく二走の生還も許してしまい、あっさり逆転されてしまった。
チームは前日の4日にも、1点リードされた6回一死二塁の場面で投手の二塁けん制が悪送球となり、カバーに入った中堅手もボールをそらす〝ダブルエラー〟で失点。2日連続で大事なところでミスが出ていては、チームは勝てない。
日本ハムは昨季から新庄剛志監督(51)のもと「守り勝つ野球」を標榜。最少失点で僅差の試合をモノにする野球を目指している。それが今季5試合中、早くも2試合を守備の乱れで落としたとなれば、今後は早急な対策と選手の守備への意識徹底が急務だろう。
新庄監督は5日の試合後、2日連続で救援陣が乱れた点について「まあ、そんなこと…。10試合たってからじゃないとまだ分からない」と話し、暴投に関しても「(ああいう暴投は)ありますよ。ああいう時もあれば抑えてくれる時もあるし。抑えてくれる時の方が多かったんでね」とミスをかばったが…。
これでチームは1勝4敗で早くも単独最下位となり、6日はロッテのエース・佐々木朗との直接対決、その後はオリックス、ソフトバンクと強豪チームとの対戦が控える。ここで踏ん張らなければ4月中にペナント争いから脱落する恐れもある。
今季は新本拠地「エスコンフィールド北海道」が華々しく開場したこともあり、現時点では地元を中心に大きな盛り上がりを見せているが、このままチームが下降線をたどるようなら客足も遠のきかねない。
「こういう接戦のゲームを必ずものにしていくから。選手たちを信じて、期待して見守りたい」と新庄監督。今はこの言葉を信じるしかない。












