オリックスが波に乗れない。5日のソフトバンク戦(京セラドーム)はリリーフから先発に転向した黒木が初先発したが、4回途中を7安打4失点でKO。0―5と連敗を喫し、開幕2連勝後の3連敗となった。
黒木が序盤から捕まって劣勢の展開となり、4回には二死一、二塁から近藤に右翼線に2点適時二塁打を許して降板。黒木は「もっとストライク先行で打者と勝負しないといけなかったし、何とか試合を作りたかった」と悔しがった。打線は42歳の和田に5回まで散発4安打に抑えられ、継投策に封じられた。
中嶋監督は「和田に要所でギアを上げられて差し込まれてしまった。黒木は先頭を出してちょっとバタついてしまった。今まではサッと終われていたんだけど…」と表情を曇らせた。
高い投手力に比べて不安なのが打撃。茶野、野口、来田ら若手を積極起用しているが、吉田正のいない打線の迫力不足が否めない。フロント関係者は「最初はこんなもんでしょ。若手を使っているのは中嶋監督の決意の表れでもある。この中からシーズンを通して使える選手が出て来てくれたら…。新助っ人のゴンザレスも一発が見込めるタイプではない」と見ている。
警戒すべきはやはりソフトバンクで「栗原が戻ったし、投手も先発に回った藤井、開幕を務めた大関がすごくいい。その2人が中心になってきたらそりゃ強いに決まっている。ウチは引き離されないように付いて行くこと。この2年のように終盤までもつれれば、こっちに分がある」と苦戦を覚悟している。3連覇を狙うオリックスだが、挑戦者としてぶつかるしかないようだ。










