競泳の東京五輪代表・瀬戸大也(28=CHARIS&Co.)は、同世代のスターに負けじとさらなる高みを目指していく。
日本選手権初日(4日、東京アクアティクスセンター)の男子400メートル個人メドレー決勝では、手応えを口にする後半の平泳ぎ、自由形で本多灯(21=イトマン東京)を突き放した。4分7秒92で優勝し、派遣標準記録(4分12秒50)を突破。世界選手権(7月、福岡)の代表権を手にした。
今大会に向けては、自身のペースで最終調整を行った。「泳いでる感覚的にはあまり良くなかった」というが「(4分)10秒を切ったくらいだと思ったけど(4分)7秒台を出せた。まだ泳ぎがハマっていない。前半とかも入れていないので、やっぱり自己ベストを今季中に出せるなと思った」と納得の表情。自身の成長ぶりに確かな手応えを感じている。
3月の第5回WBCでは、瀬戸と親交の深い大谷翔平投手(28=エンゼルス)が投打の中心選手として活躍し、3大会ぶり3度目の世界一に大きく貢献。同級生が世界で躍動する姿は、瀬戸にとって大きな刺激となった。
瀬戸は「上がりましたね。知ってる人が大活躍したので。異次元の世界だった」と切り出した上で「自分も限界という言葉をなくして、4分2秒だったり(ライバルのレオン)マルシャン(フランス)が(400メートル個人メドレーで)4分を割るのも想定して練習しないといけないと思っているので、さらにピッチを上げて練習したい」と決意を述べた。
大谷だけでなく、フィギュアスケートの羽生結弦(28)、スピードスケートの高木美帆(28=日体大職)など、1994年生まれの多くのアスリートが世界で活躍中。瀬戸も悲願の五輪金メダルへ、まだまだ進化を続ける覚悟だ。












