競泳女子で東京五輪代表の池江璃花子(22=横浜ゴム)は〝自然体〟を貫く姿勢を示した。

 日本選手権初日(4日、東京アクアティクスセンター)の100メートルバタフライ予選では、58秒59の全体4位で決勝進出を決めた。レース後には「58秒の真ん中で泳げたらベストだなと。あとはいつも後半がバテてしまうので、そこを何とか改善して泳げたらいいなと思っていた。そこはしっかりその通りできた」と振り返った。

 3月に日大を卒業した池江にとって、今大会が社会人初となるレース。「あまり(社会人になった実感は)ないけど『ジャージがしっくりきている』と言われる。うれしいような、なんか新鮮だなと思う」と笑みを浮かべた。

 その上で、午後5時6分開始予定の決勝に向けて「予選のレベルが高いと思ったけど、しっかり自分も決勝で(タイムを)上げられる実力はあると思うので、気持ちを引き締めて頑張りたい。1バタ(100メートルバタフライ)の優勝は狙っていない。自分の泳ぎをして、自分の泳ぎができれば結果もついてくると思う。あまり1位にこだわりすぎずに、気持ち良く泳げたら」と決意を述べた。

 今大会は世界選手権(7月、福岡)の日本代表選考会を兼ねている。池江にとっては、2017年ブダペスト大会以来の個人での世界選手権出場を目指す一戦となっている。