あの場所に帰ってきた――。競泳の日本選手権初日(4日、東京アクアティクスセンター)、女子200メートル個人メドレー予選が行われ、東京五輪2冠の大橋悠依(27=イトマン東進)が2分12秒69をマーク。全体1位で午後4時41分開始予定の決勝にコマを進めた。
会場の東京アクアティクスセンターは、東京五輪の競泳で使用された。大橋にとっては、200&400メートル個人メドレーで金メダルを獲得した思い出深い会場だ。東京五輪後、初めて東京アクアティクスセンターでのレースを終えた大橋は「内装とかも含めて全然違った。また何かそんなに五輪をやったプールという感じではなく、違った試合という形で、フレッシュな形で挑める」と好印象を口にした。
今大会は世界選手権(7月、福岡)の日本代表選考会を兼ねた一戦。レース前は緊張もあったというが「思ったよりも速い感じで、すごくいい泳ぎができた」と納得の表情を浮かべた上で、決勝に向けて「午後はしっかり休んで、細かいところを調整して決勝に挑めたら。1本泳いでだいぶ気は楽になったので、自分の感覚を信じて思い切りいくだけ。自分の泳ぎに集中してやるべきことをやりたい」と気を引き締めた。
東京・淑徳巣鴨高2年の成田実生(16=金町SC)は、2分13秒45の全体2位で決勝進出。「200と400の(個人メドレー)2種目で代表を目指している。1種目目の200でベストタイムを出して代表に入れるように頑張りたい」と力強く語った。












