勝ち星が遠い。広島は2日のヤクルト戦(神宮)に2―3で敗れた。ミスが負けにつながった。先発・玉村は5回2失点の粘投。打線も初回に開幕19イニング目で初得点を挙げたが、同点の8回に守備の失策で勝ち越しを許した。

 開幕カードの3連敗は2004年の中日戦以来、19年ぶりだ。この日は幸先良くスタートした。初回に先頭・菊池が安打、一死後に秋山の三塁打で先制。さらに2回先頭のデビッドソンが来日初安打、初本塁打のソロを放って1点を追加した。

 勝負が決したのは2―2の8回だ。先頭・村上の右翼フェンス直撃の打球を野間が取り損ね、またボールを取ろうとして足を滑らせた。すぐに起き上がり、何とかつかんで投げたボールが一塁ファウルゾーンに転がる間に村上が生還した。

 新井監督は「精いっぱいのプレーだからね。何とかしよう、したいという姿勢は伝わるよね」とかばった。野間は「僕の責任です」と言葉を絞り出した。厳しい船出となったが、指揮官は「まだ3試合でしょう」と必死で前を向いていた。