【米フロリダ州フォートマイヤーズ23日(日本時間24日)発】レッドソックスの吉田正尚外野手(29)は前日に続き、キャンプ施設で練習はせず、マッサージなど体のケアに専念した。

 WBC決勝で米国を3―2で下し、翌朝にマイアミを出発。陸路で約240キロ離れたキャンプ地に戻ってきた。2日連続で完全別メニューとなったのは、1次ラウンドからの壮絶な戦いで、想像を絶する負荷を受けていた体の回復が、チームにとっても最優先事項だからに他ならない。吉田は「今はガーッと上がったところを少し落として、また行けるようにしている」と説明し「明日(のオープン戦)はナイトゲームなので、しっかり昼から動いてやりたい」と24日(同25日)のブレーブス戦に出場することを明かした。

 WBCの余韻冷めやらぬ日本とは対照的に、フロリダのキャンプ地は野鳥のさえずりが聞こえ、人出も多くない。それでも吉田は「日本では空港にすごくたくさん(ファンが)いる記事を見た。ただ(チームに戻り)みんなが『コングラッツ』『おめでとう』ってお祝いしてくれて、反響はやっぱり大きいと思った」と話した。

 クラブハウスでは、準決勝で日本に敗れたメキシコ代表の外野手バードゥーゴが「(逆転サヨナラ負けしていなければ)8回に勝ち越し打を打った自分がヒーローになっていたとか、いい雰囲気で明るかった」という。レッドソックスにとっては、準決勝で起死回生の同点3ランを放った吉田とバードゥーゴの活躍は大きなニュースだった。