フィギュアスケートの世界選手権は、22日にさいたまスーパーアリーナで開幕。4年ぶりとなる自国開催の一戦を前に、2012年大会銅メダルで五輪2大会出場の鈴木明子氏(37)が、初のトップ10入りを目指すアイスダンスの〝かなだい〟こと村元哉中(30)、高橋大輔(37=ともに関大KFSC)に注目した。
カップル結成3季目を迎えた今季は、昨年10月のデニス・テン・メモリアル・チャレンジで国際スケート連盟(ISU)公認の国際大会初Vを達成。昨年12月の全日本選手権でも初優勝を果たした。鈴木氏は「カップル結成当初は、高橋選手が村元選手に合わせるのに精いっぱいだったが、ようやく〝高橋大輔の表現〟を出せるようになってきた」と成長ぶりに目を細めた。
さいたまは、鈴木氏と高橋にとって思い出深い場所だ。ソチ五輪後に開催された14年大会は、ケガの影響で出場を迷っていた鈴木氏に対し、高橋が「せっかくの自国開催の大会、今まで応援してくれた人は、あっこちゃんのスケートを見るのを楽しみにしていると思う」と背中を押してくれたという。
鈴木氏はケガをおして出場を決断。現役最後の試合で6位入賞を果たした。しかし、高橋はケガで欠場を余儀なくされたことから、鈴木氏は「高橋選手が出たかった、さいたまでの世界選手権にアイスダンスの日本代表として出場できるのは、私にとってもすごくうれしい」と感慨深げに語った。
最後には「2人の世界観を存分に発揮することが結果にもつながっていくと思うので、大いに会場を盛り上げてもらえたら」。盟友も〝かなだい〟の演技を心待ちにしている。












