フィギュアスケートのアイスダンスで村元哉中(30)とカップルを組む高橋大輔(37=ともに関大KFSC)は特別な思いを胸に、さいたまの地へ降り立った。
シングル時代にさいたまスーパーアリーナで開催された2014年世界選手権は、代表に選出されていたものの、ケガの影響で欠場を余儀なくされた。「初めて世界選手権で(銀)メダルを取ったのが日本で開催された大会(07年、東京)だったが、それ以降はなかなかチャンスがなかったというか、日本で開催される世界選手権に縁がなかった」と当時を回想。惜しまれつつも、14年に一度は現役を退いた。
だが、18年に現役復帰を決断。20年からはアイスダンスに転向すると、昨年12月の全日本選手権で初優勝を果たし、22日にさいたまスーパーアリーナで開幕する世界選手権の切符を勝ち取った。高橋は「ここに戻ってくるために(日本開催の世界選手権に)縁がなかったのかなというような、そういう意味だったと思うような世界選手権にしたい。それは演技次第だと思う」と神妙に語りつつ「日本での世界選手権は何回も出られるものではない。この世界選手権の舞台を楽しみたい」と決意を述べた。
21日にはメインリンクで行われた公式練習に参加。リズムダンスの曲をかけでは、ステップにミスが出たが、その後の練習で修正に励んだ。高橋は「昨日は(拠点の米国から)到着したばかりだったので、会場の雰囲気や氷に慣れるのに時間がかかったが、今日の朝の練習は感触がよかった」と手応えを口にした。
アイスダンサーとして挑む初の自国開催での世界選手権。独自の世界観で、日本のファンを〝かなだい〟カラーに染め上げる。












