2023年のマイブームは――。22日に開幕するフィギュアスケートの世界選手権(さいたまスーパーアリーナ)の公式練習が20日に行われ、初出場の渡辺倫果(20=TOKIOインカラミ・法大)は「今季最後の大会なので、自分のできること、ショートプログラム(SP)、フリー、ノーミスでそろえることが最大の目標」と力強く語った。

 今季は代打で出場した昨年10月のグランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダで初出場初優勝を果たし、同12月のGPファイナルでは4位に入った。飛躍のシーズンを過ごす一方で、ダイオウグソクムシ愛を公言するなど、リンク外での個性あふれる姿も人気となっている。

 そんな渡辺には、23年になってハマったモノがあるという。「私の中でちょっとラーメンブームが来ている(笑い)」と告白。かつて本紙が「好きなラーメンは?」と尋ねた際には「麺太めでバリカタ(一番硬い麺)が好きです」と切り出した上で「大阪の『鶏 soba 座銀』と北海道の『えびそば一幻』のみそラーメンが本当においしかった」と明かしていた。

 現在は試合前であるため、当然ラーメン巡りはできない。しかし、渡辺は「ラーメンをエサに気合を入れて頑張っていきたい」とニヤリ。大舞台後のご褒美をモチベーションに、最後の調整に励んでいるというワケだ。

 この日の公式練習は、SPの曲かけでトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)、3回転ルッツを失敗するも、その後の練習で修正。「楽しみな気持ちがほとんどだが、緊張感を持って練習ができた。メインリンクでの練習は初めてだったけど、感触はよかった。このまま本番に臨むことができたら」と手応えを口にした。

 自身初となる世界選手権。日本のファンを前に〝倫果旋風〟を巻き起こす。