侍ジャパン・栗山英樹監督がチェコ代表の戦いぶりに深い敬意を示した。

 11日の試合は10―2で日本代表が大勝。3連勝を飾った。ただ、アマチュア軍団のチェコは懸命に格上の相手に食らいつき、ハツラツとしたプレーで持ち味を発揮した。試合後、日本のベンチに向かって拍手を送るさわやかな姿も印象的だった。

 チェコは決して野球が盛んではない国で、米メジャー経験者は1人。現役大学生や営業マン、金融トレーダーなど〝本業〟が別にある選手ばかりだ。野球への純粋な情熱は見ている野球ファンにも伝わり、SNS上でも〝チェコ推し〟のコメントが相次いだ。

 栗山監督は「野球を続けるというのが大変な環境の中で、いろいろな仕事をしながら『本当に野球が好きで』という必死な思いはやっていて感じた。そういう思いでやらないといけないなと思って戦っていました。心地良いというか、みんな一生懸命で気持ち良いチームでしたし、礼儀正しいですし。忘れてはいけないものをしっかり胸に刻んで戦わないといけないなと見ていました」と、かみ締めるように話した。