巨人・原辰徳監督(64)が9日に行われたWBC・日本代表―中国戦(東京ドーム)でゲスト解説を務め、「4番・三塁」で3打数無安打1打点だった村上宗隆内野手(23=ヤクルト)の奮起に期待を寄せた。
試合そのものは8―1で〝快勝〟だった。しかし、内容では9安打を放ちながら、相手は計17四死球と2失策を献上。最後は侍ジャパンが8回に4点を挙げて一方的な展開に持ち込んだが、相手にもらったチャンスを序盤からことごとく潰して残塁の山を築いた。当然、初戦にかかる重圧はある。そんな苦難の白星発進に、2009年大会で世界一に導いた原監督は「野球というのは非常に難しい」と率直な感想を漏らした。
今回のWBCで最大の注目はやはり大谷。この日は「3番・投手兼DH」でスタメン出場し、投手としては4回無失点、打者では4打数2安打2打点の活躍でお立ち台にも上がった。原監督は「見事ですね。ピッチングももちろんですけどもバッティング、走塁においてもね。見事というしか、どう評していいか…」と言葉に詰まったほどだった。ただ、それ以上に気がかりだったのは侍ジャパンの主砲・村上の存在だったようだ。
「やっぱり村上くんが、3番バッター・大谷の後ろにいるというところにね。やや力みというか、本来の自分の野球というものを思い出せば、そうそう彼(大谷)にも負けないぐらいのものを持っているわけですからね。やってもらいたいなと思いますね」
昨季までのレギュラーシーズンでは、村上に散々痛い目に遭わされてきた原監督だが、今は栗山ジャパンのもとで野球界が総力を結集する時。〝村神様〟の目覚めこそが世界一へのカギとなりそうだ。












