巨人は9日、育成選手だった横川凱投手(22)と堀岡隼人投手(24)と支配下契約を結んだと発表した。

 昨オフに育成契約となった5年目左腕の横川は、右手のグラブを高々と振り上げる豪快な投球フォームに変更し、実戦では計4試合に登板して10回無失点。190センチの長身から投げおろす姿に、原辰徳監督(64)が「タワーマン」と〝命名〟するなど評価を高めていた。また、2021年オフに育成落ちとなった7年目右腕の堀岡は、ここまで中継ぎで5試合に登板して無失点。指揮官は「成長著しい」と口にしていた。

 2人とも3桁だった背番号から「0」が消えて横川は「62」となり、堀岡も「95」に。先発候補として期待される横川は「開幕ローテーションに入り、1年間しっかり一軍で戦えるように頑張ります」と意気込み、堀岡も「ここからが本当の勝負。一軍で活躍するのがゴールなので、もっと上を目指してやっていきます」と力を込めた。

 5日までの春季キャンプを終え、原監督は「一、二、三軍も含めて競争という形で誰しもがオチオチできないぞと思えるようなチームになってきた。それがわれわれの狙いとするところだった」と明かしていた。

 競争意識の高まりがより強固なチームをつくる。そんな中で投手2人の支配下復帰。これで支配下選手が59人となり、70人の保有枠上限まで残り「11人」となった。これを46人の育成選手で争う。倍率にして4倍強の狭き門となるが、緊急補強の可能性も含めれば、残る枠はさらに少なくなる公算が高い。次は誰が一軍出場の資格を得るのか、見ものとなりそうだ。