〝主役〟が祭典に帰ってくる! プロレスの祭典「レッスルマニア39」(4月1、2日、カリフォルニア州イングルウッド)で、〝賛否両論の男〟ジョン・シナ(45)がUS王者オースティン・セオリー(25)に挑戦することが決まった。

 今週のロウ(マサチューセッツ州ボストン)に、WWE最高峰王座を16回獲得したレジェンド、シナがリングに登場。マサチューセッツ州出身とあって、地元の大歓声に迎え入れられた。だが、すぐにUS王者セオリーが現れ、いきなり「アンタにプレゼントがある」と、シナに祭典でのUS王座戦を要求してきた。

 観衆は「イエス!」の大チャントで歓迎したが、シナの答えは「ノー!」。理由は「セオリーは贈り物をする権利を得ていない。ファンはお前を信じていない。お前は普通の子供で、派手なスニーカーを履き、室内でサングラスをかけているが、ここには何もない…」などととして、自分の心臓を指さした。

 さらに〝シナ節〟全開でセオリーを罵倒。圧巻のマイクパフォーマンスの末に「黙れ、振り向け、リングを下りろ。そうすればお前は無事にここから出て行ける」と通達した。セオリーは「最強のUS王者と戦えるゴールデンチケットがあるのに、シナは諦めたんだ。ヒーローがファンを失望させたんだぜ」などと何とか反論してきた。

 シナは「セオリーはバカなヤツだ…オレは諦めるためにノーと言ったんじゃない、セオリーのケツを守るためにノーと言ったんだ。セオリーはまだ準備ができていないんだ」と言い、再び圧巻のマイクパフォーマンスを披露。「最も厳しいWWEの観客はセオリーを食い殺すだろう」として、観客に「レッスルマニアでセオリーと対決するのを見たいか?」と問うた。

 ファンから大歓声が上がり、シナは「セオリーは人生最大の過ちを犯したからこの瞬間を忘れるな」と、レッスルマニアでのUS王座戦を受諾。セオリーとにらみ合った上で「幸運を祈る。お前にはそれがないことはみんな知っている」とセオリーの頭、心臓、急所を指さした。

 続けて、祭典でWWE&ユニバール統一王者ローマン・レインズに挑戦するコーディ・ローデスを呼び込んだ。かつての祭典の主役は、今年の祭典の主役と熱い抱擁。セオリーに、まさに役者の違いを見せつけた。

 これで、「レッスルマニア39」でセオリーVSシナのUS王座戦が決定。現在はハリウッドで活躍するシナにとっては、2020年以来3年ぶりの「レッスルマニア」出場となる。

 また祭典で、米人気ユーチューバーのローガン・ポールとセス・ロリンズの一騎打ちも正式に決まった。