DDTの〝大鵬3世〟納谷幸男(28)が、悲願のKO―D無差別級王座取りに王手をかけた。

 26日の後楽園ホール大会では同王座の次期挑戦者決定戦でHARASHIMA(48)と対戦。団体エースとして今もなお君臨するベテランの風格に押されつつも、201センチ、110キロの恵まれた体格を生かし真っ向から立ち向かった。
 
 蹴り技を連続で見舞われた上に、飛びつきヒザ十字でピンチに陥る場面もあったが、意地のチョークスラムから破壊力抜群のビッグブーツで一気に流れを引き寄せる。最後は投げっぱなしジャーマンから圧巻のバックドロップが決まり、文句なしの3カウントを奪った。

 これで3月21日後楽園大会で王者・火野裕士への挑戦が決定。納谷は「あなたはやっぱり、DDTのエースでした。今日は俺が勝ちました。DDTの26周年、俺に任せてください!」とHARASHIMAにメッセージを送るや、「火野さん、俺はあなたと出会ってプロレス人生が変わりました。あなたと最強をかけて戦いたい」と王者に握手を求めた。

 すると火野も「最高の試合だった。3月21日、見に来てくれるお客さんの心に一生残る試合をうちらでやろうや! よろしく」と応じた。

 今度こそ「未完の大器」を返上する。