〝コミュニケーションおばけ〟の直撃に、打撃職人も頬が緩みっ放しだ。WBC日本代表の宮崎合宿第2クール初日の21日、練習後の報道対応でほほ笑ましい交流があった。

 昨季限りで現役を退いた元日本ハムの杉谷拳士氏(32)がテレビ局の取材クルーの代表として、近藤健介外野手(29=ソフトバンク)を直接取材。昨季まで11年間チームメートだった仲を生かし、まず取材エリアに「〝ソフトバンクホークス北海道〟の近藤健介選手にお越しいただきました」と呼び込むと、近藤の大爆笑を誘った。

侍ジャパンを取材中の杉谷拳士氏(中)
侍ジャパンを取材中の杉谷拳士氏(中)

 その後も硬軟織り交ぜた質問で終始、コンちゃんの笑顔を引き出すことに成功。笑わせるだけではなく、球界を代表するスラッガーである山川(西武)と村上(ヤクルト)の打撃の違いを聞き出すなど、取材者として取れ高も確保した。

 それでも取材終わりに近藤から「あんま、うまくないっす!」とイジられると「初めてなんだって!」と杉谷氏は苦笑い。仲の良さが伝わるやり取りで、愛される先輩の真骨頂を発揮して場を大いに和ませていた。