米人気ユーチューバーが、WWEでまたまた波紋を呼んでいる。18日(日本時間19日)のPLE「エリミネーション・チェンバー(EC)」(カナダ・モントリオール)に乱入した、ローガン・ポール(27)だ。
チャンネル登録者数2360万人を誇る格闘系ユーチューバーは、2021年6月にボクシング元5階級制覇王者フロイド・メイウェザーとエキシビションマッチを戦ったことで知られる。昨年4月の祭典「レッスルマニア38」でプロレスデビュー。6月にはWWEと正式契約を結び、11月のサウジアラビア大会では、何とキャリア3戦目でWWEユニバーサル王者ローマン・レインズに善戦し、話題を呼んだ。
今年1月の時間差入場バトルロイヤル「ロイヤル・ランブルマッチ」で復帰すると、V候補の〝フリーキン〟セス・ロリンズを失格させた。怒り心頭のロリンズは「ヤツは私腹を肥やし、有名になることだけを考え、誰の犠牲も顧みない」などと徹底批判に出ていた。
迎えた18日、US王座がかかったEC戦で王者オースティン・セオリー、ロリンズ、ダミアン・プリースト、ブロンソン・リード、モンテス・フォード、ジョニー・ガルガノの6人が、総重量10トンの鋼鉄に囲まれた〝鉄檻〟で激突。大激闘となり、最後はロリンズと王者セオリーの一騎打ちとなった。
ロリンズが王者にペディグリーから、とどめのストンプを決めようとした時だ。ローガンが突如現れ、ロープを1回転し飛び越えてから、ロリンズにラリアートを見舞った。直前にロリンズのストンプをくらって脱落したフォードが意識を失い、救助に現れたレフェリーが〝鉄檻〟の扉を開けていたため、まさかの無法乱入が可能だったのだ。
大ブーイングの中、ユーチューバーはさらにストンプでロリンズの頭を踏みつけてKO。場外で鋼鉄のケージにしがみつき、さらにロリンズを罵倒した。大ダメージを負ったロリンズは、セオリーのAタウンダウンを浴びてフォール負け。セオリーのタイトル防衛となり、ローガンは満面の笑みを浮かべた。
WWEは試合後、公式ツイッターで乱入直前に発したローガンのコメントを公開。「セス・ロリンズ、お前は俺を怒らせた犬だ。俺はお前のケツを蹴るために、モントリオールへのフライトを予約していたんだよ。お前は俺がいない時はデカいことを言ってるが、今夜何が起きるのか見てくれよ。気に入るとは思えないけどな…」と批判への報復を予告していた。
プロレスキャリア4戦のユーチューバーの実力行使に、元ユニバーサル王者が黙っているはずがない。祭典「レッスルマニア39」(4月1、2日、カリフォルニア州イングルウッド)での決着戦実現は避けられないようだ。












