WWEのPLE「ロイヤル・ランブル(RR)」(テキサス州サンアントニオ)で行われた男子RR戦は、約7か月ぶりに復帰した〝アメリカン・ナイトメア〟コーディ・ローデス(37)が悲願の初優勝を飾った。

 30人参加時間差入場バトルロイヤル・RR戦の優勝者は祭典「レッスルマニア39」(4月1、2日、カリフォルニア州イングルウッド)で、最高峰王座(現WWE&ユニバーサル統一王者はローマン・レインズ)に挑戦できる。伝統のRR戦は、インターコンチネンタル王者グンターとシェイマスのライバル対決からスタートした。

 90秒ごとに選手が入場して「オーバー・ザ・トップロープ」を狙い激戦を展開する中で、12番目に優勝候補の〝ザ・ビースト〟ブロック・レスナーが登場。3人を立て続けに場外葬としたが、抗争中のボビー・ラシュリーに必殺のF5を切り返され、ラリアートで場外に落とされ失格となった。24番目には〝R指定の男〟エッジが復活登場。遺恨のある「ザ・ジャッジメント・デイ(JD)」のフィン・ベイラーとダミアン・プリーストを失格させたものの、JDの2人に場外から介入され、場外に落とされた。

 29番目に米人気ユーチューバーで故障から復帰したローガン・ポールが入場し盛り上がる中、最終30番目にコーディが満を持してリングイン。ドミニク・ミステリオ、ブラウン・ストローマンを場外に排除すると、ローガンとリコシェがリングの対面から互いにスワンダイブ式の空中弾を放った。2人はなんと空中で正面衝突。両者ダウンの衝撃シーンも飛び出した。

 コーディはUS王者オースティン・セオリーをラリアートで場外葬。宿敵セス・ロリンズを排除したローガンにも、クロスローズを見舞って失格させた。最後は1番目から生き残ってきたグンターと一騎打ちに。地味だがすさまじく強いグンターからド迫力のチョップ、ドロップキック、パワーボムの猛攻を浴びたものの、必殺のクロスローズを決めて大逆転。最後はIC王者をラリアートで場外に叩き落として、祭典行きのチケットを手にした。

 昨年4月の祭典「レッスルマニア38」で約6年ぶりにWWEに復帰。同6月の「ヘル・イン・ア・セル」では宿敵ロリンズを破り、対ロリンズ3連勝を果たしたが、直前の練習で大胸筋を断裂した。手術から約7か月の長期欠場を強いられるも、復帰即優勝の快挙を成し遂げた。

 試合後のインタビューでは「レッスルマニアで王座に挑戦できるなんて…」と感無量の表情。この日のメインでは、レインズがケビン・オーエンズを破りWWEユニバーサル王座の防衛に成功した。コーディは「ローマン・レインズほど優秀な選手はいない。オレが優れているとは言えないが、勝たなきゃダメなんだ」と祭典での対戦を見据えた。